ビートルズ日本公演のブートレグCDを聴く
ビートルズの最初で最後の来日公演ブートCDを聴く。
彼等の公演は1966年(昭和41年)6月30日~7月2日の3日間で昼・夜の計5回。
前座は尾藤イサオ、内田裕也、望月浩、桜井五郎、ジャッキー吉川とブルーコメッツ、ブルー・ジーンズ、ザ・ドリフターズの面々
日本で初めての演奏となったこの公演は、お世辞にも素晴らしい演奏とは言えない。
楽器のチューニングは半音下げだし、演奏はスロー、更にテンポが変なかんじ。
このブートCDは6月30日、7月1日ともに開演ブザーから公演に際しての注意を伝える館内放送、前座の演奏も含めて収録されているコンプリートCD。
出所は別として、元ネタは日テレの放送用マスター・テープか?。
このブートCDは4枚組で、内容は1が6月30日夜、2が7月1日昼、3が記者会見、4が1978年に放送された際にエア・チェックされた6月30日夜公演やアンソロジーからの流出音源を含む日本公演だ。
日本側出演者の演奏はこんな人たちである。
1 ウェルカム・ビートルズ(尾藤イサオ&内田裕也)
2 のっぽのサリー/ザ・ドリフターズ
3 ダイナマイト/尾藤イサオ
4 朝日のない街/内田裕也withブルー・ジーンズ
5 君ににしびれて/望月
浩
6 キャラバン/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
で、ビートルズの演奏は
1 ロック・アンド・ロールミュージック
2 シーズ・ア・ウーマン
3 恋をするなら
4 デイ・トリッパー
5 ベイビーズ・イン・ブラック
6 アイ・フィール・ファイン
7 イエスタデイ
8 アイ・ワナ・ビー・ユアマン
9 ひとりぼっちのあいつ
10 ペーパーバック・ライター
11 アイム・ダウン
演奏曲は全ての公演とも同じらしい。
肝心のビートルズの演奏は30分で終了
しかもアンコールなし!
このCDのすごいところは記者会見や、同時通訳者言葉、写真撮影のシーンなど当時の空気が音
をとうして伝わってくるということだ。
演奏だけのCDなら過去に沢山ブートcdがあったが、この記者会見は凄かった。
オタク向けである。