1973年のピンボール
断捨離がてら本棚を整理していたら、世界的に著名な作家が書いた本の文庫本を発見。
そういえば学生の頃タイトルに魅かれて買った本だったなあ。
当時(今でも)ピンボールが大好きだったのでそれに関しての本かなと勝手に想像していたが、
少し違うようだった。
だから最後まで読まなかった。
ブックオフ行きを免れた貴重な存在かも。
物語はジェイズバーという店で、「鼠」が好んでプレイし、その後「僕」も夢中になったスリーフリッパーのピンボール台「スペースシップ」を捜し始める…云々。
検索してみたらスペースシップという台は1973年の製造の台ではなく実在する台は
もっと古く1961年製造のアメリカにかつて存在したウィリアムズという会社の製造らしい。
ネットは便利だね。
1960年代のピンボールは今見たらオカズが少なくシンプルな構成。
逆に微妙な揺らし、フリッパーを巧みに操る高度なスキルが要求される。
素人が挑んだら速攻でゲームオーバーになる設定になってある。
今でこそピンボールそのものが絶滅危惧種に指定されているため(私が勝手に指定した)
駅前のゲームセンターとかにはまず置いてないのが現実だ。
色々探し回ったがピンボールが置いてあってもダーツバー、ショットバーなどで1,2台置かれている程度だ。ピンボールは酒飲みながら遊ぶようなゲームではないなあ。
これは素面で遊ぶものなのだ。(←どうでも良いが)
都内だとデックス東京ビーチ、日野市のネバーランドには多数置いてある(実際行ってみた)。
だがしょっちゅう遊びには行けないし。
調べたら愛知県に日本一ピンボールが沢山在庫している凄い処があるらしいが、遠方の為無理。
ピンボールしに泊りでいかなきゃならん。
↓ 英語文庫なんてのも出版されてるのね
- 1973年のピンボール 1973 PINBALL 【講談社英語文庫】
- 著者:村上 春樹
- 出版社:講談社インターナショナル
- カテゴリー:本
知らなかったわ